つまり帳尻を合わせるということだ
ひと仕事終えた後のシュークリームほど幸せなものはあるだろうか。
何となく雨の予感のする環七沿い、深夜のガランとしたスーパーで30%引きでゲットしたそれをかじりながら家に帰る。消費期限は23日、あと少し遅く生まれてたらキミもクリスマスケーキとかになれてたのかもね。
バンドとして初のレコ発自主企画、お越し下さったみなさま、出演者と関係者の皆様には感謝の気持ちで一杯です。本当に有難う。
「今日くらいは…」と朝まで飲んでいるメンバーふたりを置いて、一足先に帰宅。
お客様にクリスマスプレゼントとして頂いたルイボスティーを飲みながら、航空会社のマイルで交換したマッサージャーで身体のケアをしながら、ゆっくり、のんびり、ひとりの時間を楽しんでいます。二人ともごめんよ。
楽しかった夜は、その分余計にひとりの時間が欲しくなる。
BGMは決まってミュージカル映画のサウンドトラック。
今夜は2004年の「オペラ座の怪人」を。ジェラルド・バトラーとエミー・ロッサムのやつ。中学1年の時に初めて観て、もう何度観たか判らないくらいに好きな作品。きっとこれからもずっと、観続けるはず。
“Learn to be lonely”、アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲、劇中でカルロッタを演じたミニー・ドライヴァーが歌うこの映画のエンディング曲。
チャールズ・ハートの歌詞を日本語字幕では”孤独をひとりの友として”と少し意訳しているところもまた、好い。
そうだ、終演後に錯乱前戦のファンの方が話しかけて下さって、どこかで見たことある顔だな~と思っていたら、嘗ての教え子だった。
5年前くらいまで、世田谷区のとある中学校の吹奏楽部のコーチ(というより監督みたいな立ち位置だったけど)をしていて、入学式や卒業式、文化祭なんかでも指揮を振ったりしていた。
当時13歳、サックスを吹いていた彼女はもう18歳、こんな再会の仕方、全く想像もしていなかったな。大人になったんだね。
何だか凄く、嬉しかった。
毎年、受験勉強のために引退する生徒たちから貰った色紙、今でも大事に取ってあるよ。
ユキはまだ26だから。と言いつつ、世間ではそろそろアラサーと言われ始めるんだろうな。
生え際前線が後退しないようにだけ気をつけよ…
(↓2014年の暮れ、UKにて。やっぱ俺、ちょっと老けたかもな…)