ずっとクリスマスがいい26歳
12月になっちゃった。
恵比寿とか六本木とかは勿論、横浜から何駅か行った各駅停車しか止まらない駅の辺りですら、いよいよ浮き足立った雰囲気を纏ってきた。
クリスマスは好き。
俗に言う「クリスマス商戦」みたいなビジネスの匂いがしすぎる節に、ひねくれ者の私は素直に受け入れきれない部分もあるけど、みんなが多少なりとも”それ”を意識して、日常の中のちょっとした非日常になんとなくウキウキしている感じもまた、好き。(”師走”というくらいだから、それどころではない方も多いのだろうな…)
でも、26日になったら何の躊躇もなく正月のお飾りとかがスーパーに並び始めるのは嫌い。
クリスマスに仕事を頑張った人は、ボクシング・デーくらいゆっくりしたらいい。
少し遅めに起きて、クリスマスプレゼントで貰ったあれこれを身に纏って、街に出かけて、いつもの喫茶店でブランチを。そしたら映画でも観て、伊勢丹かなんかでウィンドウ・ショッピングを楽しんで(セールに釣られて何か買っちゃって、後で後悔するのもいい)、夜は一年を振り返りながらちょっとだけいいワインを開けたらいい。そんな年末を過ごせばいい。
クリスマスソングに溢れる街が、掌を返したようにテンプレ的正月サウンドに塗り替えられるのはどうかと思っている。もう年明けまでクリスマスであれ!もしくはクリスマス前から正月気分に浸れ!
(ちなみに私の”どうぶつの森”のキャンプは一年中クリスマスだし、一年中サンタコス。)
”クリスマスを祝う”という表現に馴染みがなく感じるのは自分が無宗教だからなのかな?
(日本人の7割が無宗教と言われているらしい。檀家とかそういう関係で形式的に仏教徒とされる場合もあるのだろうけど…。)
あくまで個人的な見解だけど、その行為にもし宗教的な意味合いや由来があるのならば、それを重んじている人が少なからずいるわけで、知っておくことって大事だなって思いました。いよいよ何の話かわかんねえな。
ああ、でも、宗教観を考えるきっかけになったのは、中東、ムスリム(イスラム教徒)との縁。
何年か前にカタールのドーハで1泊した時、朝の到着だった上に時差ボケもあって昼過ぎまで寝てたんだけど、ムスリムの正午過ぎの礼拝の時間に、信じられないほどの爆音で鳴り響くアザーン(モスクでの礼拝の呼びかけ)。吃驚して飛び起きたわ。1日5回、どうやら早朝にもあるらしい…。
実際のところ、この礼拝にきっかり合わせて生活をするのは中々難しいらしく、本当に敬虔なムスリム以外は時間をずらしてお祈りをしたりしているそうだが、それでもあの爆音アザーンから受けた「お前はここでは宗教的マイノリティである」という事実の宣告は未だに鮮明に記憶に残っているなあ。
あー、こういうことばっか考えてるから友達少ねえのかな…
それにしても今日は変な天気だった。
何かを書く時は決まって夜。何となく流してたLes Misérablesのサントラがもうすぐ終わりそう。
そろそろこのブログを「駄・ダイアリー」に改名しようかと考えています。
寝よ